以前、心理学のサイトを何気なくあさっていたら、こんな一言に目がとまりました。
「貰いたいもので貰えないものは、あなたから与えるもの」
至言ですね。
これは全ての人間関係に言える法則だそうです。
仕事でも何でもそうですけど、他人に何か期待したり、何か求めたりする気持ちを持つことがあります。が、自分が期待した反応が貰えないことが多いもの。
相手からの反応が無かったり、期待と違ったりすると、寂しい気持ちになります。そして、その寂しさは、やがて諦めの心境となり、自分がしていることに意味があるのか?と思ったりして不安を感じはじめると、無意識の中で、いわゆる「無価値感」を感じて、心の傷になってしまう。
「期待はいつも裏切られるもの」っていう心理状態にまでなっちゃうと、もう全てにおいて何も楽しくも嬉しくもないですから…。(心理学では、この「無価値感」っていうのは、相当、心理面での影響を与える辛い問題みたいですね。無価値感を一旦持つと、なかなか抜け出すのが大変だって…。分かるような気もしますけど。)
でも、この一言を見て、思いました。
相手の反応を貰いたくても貰えなければ、与え続けることが大切なんだろうなって。何故なら、相手は、ひょっとしたら、どう反応していいか分からないという状態なのかも知れない。ならば、自分が与え続けることで、そのうち相手が反応出来るようになるのかも知れませんね。それを信じ続けていかなきゃ。
自分が諦めちゃったら、もう何も変わらない。
勿論、なかなか難しいけどね。
自分もそうだけど、相手が「まず受け取るのが当たり前」って思っていれば、単に一方通行になっちゃうから。それに、相手が「別に自分から何かするつもり無いし」「自分は何していいか分からないし」って思っていれば、もとよりいつも最初には貰えないから…それはとても寂しいことだけど。
だから、相手の反応が無かろうか悪かろうが、「与えること自体」に嬉しさを感じる気持ちを自分が持つことが大事でしょうね。でなきゃ、辛くて悲しいだけだもん。
僕の場合、仕事の中で、海外駐在員の方が入手した情報を他部門の方に配布し、調査・検討を自律的にしてもらうことが多い。でも、他部門の方の反応が悪かったり、最悪、資料を読みもしないで、後になって「これ、どうすればいいですかねぇ」なんて聞かれることも多い。だから、自分なりの回答も用意しようと、色々な情報を調査・分析・解釈し、それを他部門の方に連絡したりします。
…でも、それでも、相変わらず反応が悪かったりする。僕は、相手の回答が貰いたいのに…。それは相手の仕事のはずなのに、「当面は当方はアクションしなくていいと理解してます。何かあったら連絡下さい。」なんて、つれない返事さえ返ってくることがある。とても悲しい気持ちになります。自分がしていることって、何か意味があるのかな?って、とても不安になっちゃう。
それでもなお、辛いなんて思わずに、自分が与えることが出来ることを、楽しんでやり続ける気持ちを持ち続けることが大事なのでしょうね。もちろん、押し付けになってはいけないけど。相手も事情やニーズってのがあるからね。
だから、自分がまずしっかりやらなきゃって思うのは、自分が逆の立場になった時は、どんな些細な事でもいいから、ちゃんと反応してあげることだなって、あらためて思い、反省しました。
海外駐在員の方が、苦労して情報収集してメールで送ってくれて、意見を求めてきても、反応しない人が多い。せめて自分はちゃんと反応して、意見を出してあげよう、と心からそう思いました。それで、特に最近は、即反応するように心がけています。なかなか常に出来ないけどね。
するとね、駐在員の方から、「ありがとう、貴方が頼りですから、頑張って下さい、私もがんばりますから。」というようなメールが来たりするんです。…すごく嬉しい気持ちになります。それで、相手の方も僕も、不安や無価値感から解放され、自分達がしていることに意味があることを実感出来るようになるんだ。それで、どんどん仕事のモチベーションがあがるんです。
結局ね、お互い貰いたいものがある時、「期待して求め合う」のではなく「ただ与え合う」ことで、優しい気持ちになれるってことなんだね。会社でよく「何もしてくれない」ってボヤいている人が多いですけど、そう言う人に限って(僕もそうだけど)、「何かしてあげている」ことが少ないなぁ、って思うし、自分も反省。
自分の身の回りを振り返ってみて、何気なく、ごく自然に、いつも自分に何かを与えてくれる・受け止めて応えてくれる人っています…素敵な人だなぁって心底思う。そういう人の様に、自分もなりたいなって思う。そういう人の前では、僕自身の傲慢さ・身勝手さ・未熟さ・やましさを感じて、恥ずかしく思うのです・・・。
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子供のインフルエンザは、熱も下がり、一安心。僕もカミサンも発熱していないので、一安心。しかし、学校行かなくても良いって言われたときの子供の笑顔って…気持ちは分かるけどなぁ(笑)